やる気満々おじさんのゆる~いブログ

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G8がG7に逆戻り?伊勢志摩サミットもロシア抜きなのかな?

昨日6月8日、ドイツのエルマウで開催されていた2015年のG7サミット(主要7カ国首脳会議)が閉幕しましたね。

 

今回の主な議題は、中国による東シナ海への基地建設や、ロシアのクリミア半島編入などの領土問題が話し合われたようです。

 

G7はその名の通り、元々7つの国の首脳で形成されていましたが、1997年からロシアが加わりG8になっていました。

 

そして現在ではG7といえばロシアを除く、元々の7カ国の「先進7カ国財務大臣中央銀行総裁会議」として使われる言葉になっていたはずでは?

 

来年2016年のサミットは輪番で、日本での開催!

安部総理は先日、2016年のサミット開催地に三重県伊勢志摩地域を指名されました。

 

年内にロシアのクリミア問題などが解決されれば、来年の伊勢志摩サミットはまたG8に戻るかもしれませんが、このままではロシア抜きになるのかな?

 

ところで「G7」とか「G8」って何よ?

 


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今年のG7サミット(先進7カ国首脳会議)が昨日閉幕したばかりなので、テレビや各種メディアでG7という文字を頻繁に見る機会も多かったですよね。

でもG7って、一体何よ?

 

先進7カ国首脳会議っていう言葉から、大体の想像は出来るけど・・・?

管理人も詳しくは分からなかったので調べてみました(^^;

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画像引用元:http://jp.sputniknews.com/politics/20150607/427260...


まず、「G7」とか「G8」のGと言うのはグループ(Group)の「G」だそうです。
ですからG7は7つの国のグループといったところでしょうか(笑)

また「サミット」は、(summit)=(山頂)から来た言葉で、各国の首相や大統領を山の頂上に例えた言葉のようです。

 

そして、「G7」に名を連ねる7カ国は

・フランス
・アメリカ
・イギリス
・ドイツ
・日本
・イタリア
・カナダ

以上の7つの国です。

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画像引用元:http://mainichi.jp/shimen/news/20150608ddm00103020...

G7サミットは1975年から始まり、毎年1回開催国を上記の国の順番で輪番制で開催されています。

つまり、2015年はドイツ(南部のシュロス・エルマウ)で開催されたので、2016年は日本(三重県伊勢志摩)の順番というわけです。

 

そして、このG7にロシアが加わったものが「G8」ですね。

ロシアは1991年のイギリス(ロンドン)サミットから枠外で参加していました。

 

しかし、1997年のアメリカ(デンバー)サミットから正式に主要メンバーとして承認されたため、1国増えて「G8」に名称が変更されました。

 

ところが、みなさんもよくご存知のように、ロシアがウクライナクリミア半島をロシアに編入したことから、昨年2014年に再びロシアはサミット参加国から除名されてしまったんですね。


余談ですが、「G7」にロシアが加わり「G8」になった以降も「G7」という組織はありました。

「G7」は「先進7カ国財務大臣中央銀行総裁会議」でサミットではなく、国際的な経済問題や金融問題について元々のG7の参加国の財務大臣中央銀行総裁が参加する国際会議でその名前が使われていますね。

 

2016年は「伊勢志摩サミット」に決定

 

日本でのサミットは過去5回開催され、初めての開催は1979年の「東京サミット」でした。

以降、1986年・1993年と3回連続で首都東京で開催されました。

 

そして日本での4回目のサミット開催地に選ばれたのが沖縄県を中心とした九州・沖縄サミットでした。

既に「九州・沖縄サミット」の記憶は薄れているかもしれませんが、あの幻の2000円札が生まれたサミットでしたね(笑)

 

続いて第5回目の日本開催サミットは北海道で開催された2008年の「北海道・洞爺湖サミットでしたね。

 

東京で3回連続で開催された後、日本の南の端と北の端で開催されたサミットでしたが、6回目となる日本開催サミットは三重県での開催が決定しました。

場所は「日本人の心のふるさと」とも言われる「伊勢神宮」のある伊勢市と「真珠のふるさと」志摩市です。

 

安部首相の言葉をお借りすれば伊勢志摩サミット」という名称になるようです。

 

ちなみに、このサミットの開催地は首相の一存で開催地を決定できるようです^^


風光明媚な英虞湾(あごわん)の景色と、伊勢神宮日本の歴史と文化をお招きする各国の首脳にも観ていただきたいという安部総理の思い。

 

更には、毎年皇室関係者や政府要人が伊勢を訪れられていることから、警備の問題でも三重県警に蓄積された経験があることや、英虞湾の複雑な地形が外部からのテロ攻撃を難しくするといった安全上の点でも評価されたのでしょうね!

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画像引用元:http://mainichi.jp/graph/2015/06/06/20150606k0000m...


リーマンショック以降、日本経済が不況に喘ぐ中でも東海地方は比較的経済が安定していたようです。

この伊勢志摩サミットを契機に日本のおへそと言われる東海地方が更に元気になって、もっと日本中の景気が回復できればいいですね^^

 

伊勢志摩サミットは再び「G8」に戻れるのか?

 


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さて冒頭でも少し触れましたが、G8のメンバーであったロシアはウクライナ情勢の影響でG8メンバーから外され、元のG7に戻っています。

しかしロシアは誰もが認める世界の強国であり、先進国のメンバーであることはG7参加国も認めるところでしょう。


ですが、戦争の火種となる問題を抱えているロシアとはしばらく一定の距離を置こうというのがいまのところの対応のようですね。

 

G7にしても1枚岩とは言えず、いろいろとお国の事情もあるでしょう。

元に同じユーラシア大陸に属するヨーロッパの国々は、ロシアからのガス供給に依存しているなど経済のつながりも深いはずです。

 

また日本も北方領土問題など、ロシアとの関係悪化は望んでいません。

 

ただ、もしロシアがその気に(戦争)になった場合には軍事力という面ではアメリカの支援(NATO軍)を無視する訳にはいかないという、G7参加国にもそれぞれの思惑と駆け引きがあるようです(^^;;

 

安部総理としては、日露の関係も崩さず、早期に北方領土問題を解決したいという思惑も当然あるはずです。

 

そういう意味では、いち早くロシアにクリミア問題を解決してもらい、来年の伊勢志摩サミットにはG8としてロシアにも復帰してもらいたいのではないでしょうか?

 

G8が復活するということは、世界の中から戦争の火種が一つ消えることも意味する訳で、ロシアがG8サミットに復帰すれば、中国も今ほど大っぴらには南沙諸島の埋め立てもできなくなるのではないでしょうか?


天照大御神(あまてらすおおみかみ:伊勢神宮主祭神)は光の神様ですが、来年の伊勢志摩サミットが本当に世界の平和の光を照らすサミットになってくれることを切に願ってこの記事を終了したいと思います。

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画像引用元:https://www.kyusanko.co.jp/ryoko_top/201407/2719/

 

その他管理人が伊勢志摩サミットに望むことを以下の記事に書いてみました。

http://yarukimanman502.hatenablog.com/entry/2015/06/10/181600

 

駄文・長文に最後までお付き合いいただきまして本当にありがとうございました。

 


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