やる気満々おじさんのゆる~いブログ

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伊勢志摩サミットで安部総理は神話の「天の岩戸」を開けられるか?

2016年の先進国首脳会議(サミット)の開催地が三重県伊勢志摩に決まりましたね。

伊勢と言えば、宮崎県の高千穂と並ぶ神話の舞台としても有名なところです。

 

神話の世界では日本列島は「イザナギノミコト」により創造されたそうですが、その子供である天照大御神(あまてらすおおみかみ:太陽神)を主祭神としてお祀りしているのが伊勢神宮ですね。

 

このアマテラスが「天の岩戸」という洞窟に隠れたことで、世の中が闇の世界になったという神話は有名ですが、この「天の岩戸」は日本に数多く存在するようです。

 

もちろん神話の発祥地とも言える高千穂にも「天岩戸神社」としてお祀りされているようです。

 

そして、天照大御神を御神体とする伊勢神宮のある伊勢市にも「天の岩戸」があるようです。

 

安部総理は自ら選ばれた伊勢の地で、神話のごとく「天の岩戸」をこじ開け、サミットで世界に光を降り注ぐことが出来るでしょうか?

 

「天の岩戸」神話のおさらい

 


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せっかくなのでここで少し神話のおさらいをしてみたいと思います^^

 

先程も少し触れましたように、伊勢神宮(内宮)でお祀りされている神様は天照大御神です。

 

天(あま)照(てらす)というお名前からもわかるように、天照大御神は太陽の神様で光を司る女神様です。

 

そして、この天照大御神には須佐之男命(すさのうのみこと)という弟の神様がいらっしゃいました。

 

このお二人の姉弟神は、日本列島をお造りなった、伊邪那美命(いざなぎのみこと)と伊邪那岐命(いざなみのみこと)というご夫婦の神様の子供だそうです。

 

父神であるイザナギノミコトは、息子のスサノウノミコトに大地と海を治めるように命じられました。

 

ところがスサノウノミコトは大変な暴れ者で、仕事もせずにやりたい放題の乱暴を働き、その地を追われてしまいます。

 

そこでスサノウノミコトは姉であるアマテラスオオミカミが治めていた高天原(たかまがはら)へとやってきます。

 

しかしスサノウノミコトはやはり高天原でも乱暴の数々を働き、お怒りになったアマテラスオオミカミは「天の岩戸」という洞窟に隠れて、大きな巨岩でその洞窟の入口を塞いでしまわれました。

 

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画像引用元:http://www.weblio.jp/content/%E5%A4%A9%E3%81%AE%E5...

 

光の神様が天の岩戸に隠れられたことで、この世は闇の世界となり、数々の禍(わざわい)が発生しました。

 

困った八百万の神(やおよろずのかみ)達は天安河原(あまのやすかわら)に集まって、どうしたものかと相談をします。

 

そこで八百万の神々は天の岩戸の前に常世長鳴鳥(とこよのながなきどり:鶏)を集めてけたたましく鳴かせました。

 

(余談)この神話から伊勢神宮の境内には鶏が放し飼いされているそうです。


また三種の神器としても有名な、八咫鏡(やたのかがみ)や八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)などを作って、祝詞(のりと)を唱えるなどをされました。

 

そして、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)が上半身をさらけ出し、足を踏み鳴らして舞を踊られたそうです。

 

(余談)アメノウズメノミコトは女神で、オカメのお面のモデルとも言われている神様で、日本初のダンサーのようですよ^^


このアメノウズメノミコトの姿を見た八百万の神々は一斉に大笑いをされたようで、アマテラスオオミカミは闇の世界になったはずなのに皆が楽しそうにしていることが気になって、ほんの少し天の岩戸の巨岩を開かれたそうです。

 

その時ここぞとばかりにその巨岩をこじ開け、アマテラスオオミカミの腕を掴んで天の岩戸から引きずり出されたのが、天手力男命(あめのたじからをのみこと)という腕力の男神です。

 

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画像引用元:http://toneponpokou.tanuki-bayashi.com/fukawajinjy...

 

こうしてアマテラスオオミカミが天の岩戸を出られたことで、世の中に光が戻りました。

 

一方、スサノウノミコトは髪の毛と手足の爪を切られて高天原を追放されたそうです。

 

安部総理はサミット開催国の元首として世界に光を届けられるか?

 


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如何でしたか?

天の岩戸にまつわる神話を、かなり端折って分かりやすく書いてみました^^

 

安部総理は自ら、来年2016年のサミット開催地を伊勢志摩サミット」と命名され、「日本人の心のふるさと」とも称される伊勢神宮の地を選ばれました。

 

G7やサミットについての詳細は以下のリンクを参照ください!

http://yarukimanman502.hatenablog.com/entry/2015/06/09/201340

 

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画像引用元:http://xn--qoqp7go89bd0t.com/archives/5073.html

 

世界中では今なお内戦が続き、新たにロシアのクリミア半島編入や、中国の南沙諸島埋め立てなどの新たな火種が生まれています。

 

その他にも災害や病気、貧困に苦しむなど光の見えない多くの国や国民の皆さんがいらっしゃいます。

 

安部総理は自ら、この天の岩戸神話の地を選ばれたのも何かの運命かもしれません。

 

出来ることなら安部総理自らがタジカラオウノミコトとなって、天の岩戸の扉を開き、日本は元より世界中の闇に光を届ける素晴らしい内容のサミットを開催していただきたいものです。

 

伊勢志摩サミットの会場が「天安河原」となり、G7(もしかするとG8に戻る?)の各国首脳が八百万の神となって、世界平和と経済成長や地球温暖化防止など数々の光を降り注がせてくれる素晴らしいサミットが成功裏に開催されることをお祈りしてこの記事を閉じたいと思います。


最後までお読みいただきました事に感謝申し上げます。

 


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